「米債券ETFに投資をしたいけど、正直どんなものなのかよく分かってない…」
「2621のことをネットで見たけど、どんな商品なのか知りたい!」
本記事では、このような方に向けて2621・iシェアーズ米国債20年超ヘッジありの概要や分配金・利回り・将来性などをまとめていきます!
最近、米債券ETFをポートフォリオに入れ始めました。
備忘録も兼ねて更新します!
そもそも、米債券ETFとは?
債券とは、例えば「1年後に返してもらうことを前提に、100万円を年利1%で貸すこと」のように、元本を貸して利息分で利益を狙う投資の方法。
「◯年間・▲%の条件で満期◯月◯日まで」という条件で、1債券ずつ投資するのが一般的な債券投資ですね。
対して米債券ETFは、その名の通りアメリカが発行している複数の債券がセットになったETF(上場投資信託)のこと。
- 基本的に債券は「リスク低めの安全資産(守りの資産)」という位置付け。その中でも米債券は特に信頼度が高い!
- アメリカの金利が上昇すると債券価格は下落。金利が下がると債券価格は上昇する。
米債券ETFのイメージとしては、以下の画像を見ると分かりやすいと思います。
2621の上位組入銘柄
満期や利回りが違うたくさんの債券が組み込まれていることが分かると思います。
米債券ETFのメリット・デメリットは以下の通りです。
2621(iシェアーズ米国債20年超・ヘッジあり)とは
2621・iシェアーズ米国債20年超・ヘッジありは、
- 米国債でもとくに満期の長いものが投資対象
- ヘッジありなので、為替レート変動による影響を低減できる
という商品です。
2621のこれまでの値動き
まずは全期間チャートを見てみます。
2621が上場したのは2020年の10月。コロナショックの後ですね。
米金利はこの後から2023年秋まで上がり続けていますので、冒頭でお伝えした通り
米金利の上昇=債券価格の下落
が成り立っています。
上位組入10銘柄
冒頭でも紹介しましたが、2261の上位組入銘柄は以下の通りです。
分配金は年4回もらえる
2621の分配金は年4回。
1月・4月・7月・11月が決算日で、それぞれ翌月が支払い月となっています。
決算日 | 分配金単価(円) |
---|---|
2023年07月11日 | 8円 |
2023年04月11日 | 9円 |
2023年01月11日 | 5円 |
2022年10月11日 | 13円 |
合計 | 35円/1年 |
直近の過去1年の実績では、1株あたり1年で35円の分配金が出ています。
これを元に考えると
- 10株で350円/年
- 100株で3,500円/年
- 1,000株で35,000円/年
このような分配金イメージになりますね。
2621の将来性は?
アメリカはここ数年で記録的な金利の上昇を見せていますが、この上昇ペースが永遠に続くことは考えづらいです。
もし今後利上げ停止や利下げが行われるのでれば、債券価格上昇のターンが期待されます。
対して、仮に今後もしばらく利上げが続き、債券価格が停滞するとしても、分配金は安定して手元に入ってくることになります。
利上げ・利下げのタイミングは、一般人の私には分かりませんが…
米債券ETF、長期目線で積み増していく価値はあるんじゃないかな〜って考えています。
私は
- 金利が高い間は買い下がり・積み増し期間で、含み損は気にせず分配金をいただく
- 金利が下がってくるなら、債券の値上がり益を期待
こんなイメージでコツコツ投資しています♪
2621は、分配金をもらいながらじっくり値上がりを期待する人向け
今回ご紹介した通り、2621は分配金をもらいながら、今後の米利上げ停止局面まで待ってじっくり値上がりを期待する人向けのETFというイメージです。
債券は特性上投資対象としてのリスクが低めであり、かつ2621は分配金も出るので長期保有にも向いていますね。
米債券ETFは2621以外でも為替ヘッジあり・なしで商品の選択肢がありますので、ぜひ自分のリスク許容度や投資内容に合わせて選んでみてください。
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