仮想通貨投資をしていると、「仮想通貨の積立は意味ない」という情報を見かけることがあると思います。
そこで今回の記事では
- 仮想通貨の積立は意味ないって本当なの?
- 仮想通貨の積立投資のメリット
- 過去、仮想通貨を積み立てていたらどうなっていたか?シミュレーション
をご紹介していこうと思います!
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仮想通貨の積立は意味ないと言われる理由
まずは早速「仮想通貨の積立は意味ない」と言われる理由について見ていきましょう。
①下落時に積立を解除してしまうと、積立投資のメリットがなくなる
上昇相場の時は楽しく積立できていたけど、下落相場に突入したらメンタルが持たなくなり積立投資の設定を解除してしまう…
ボラティリティが高い仮想通貨市場では、結構あるあるな話かもしれません。
しかし、仮想通貨に限らず積立投資は「下落相場であっても変わらずコツコツ積立を継続すること」が前提。
下落相場で積立をやめてしまうと、例え積立投資であっても高値掴みをした状態になってしまうということですね。
②積立で時期・価格を分散させていても、暴落相場では大損する可能性も
仮想通貨の積立は、投資信託の積立とは全く違います。
時期・価格を分散させたとしても1つの通貨に集中投資しているということなので、仮に暴落した場合価格が半分以下、1/3以下などになった場合大損する可能性も否定できません。
③長期投資しても、株やFXのようなインカムゲインがもらいづらい
仮想通貨は優待・配当金やスワップポイントのような、保有しているだけで利益が得られるインカムゲインがもらいづらい状況にあります。
ここ数年で「仮想通貨レンディング」という暗号資産の貸出サービスで利息を得る方法が普及しつつありますが、貸出申請をしても実行がされず数ヶ月間放置というケースもあります(私が実際体験しました…)。
とはいえ今後仮想通貨の需要が高まっていけば、レンディングの動きも活発化する可能性もありますので、今度の動向は要チェックです
仮想通貨の積立投資のメリット
ここまでご紹介したような理由から「仮想通貨の積立投資は意味ない」と言われているようですが、仮想通貨の積立投資にはメリットも存在しています。
①一気にたくさんの資金を用意できなくても投資がしやすい
「一括でビットコインを100万円スポット買いできる」という方はほんのごく一部。
毎月の収入から数万円〜多くても数十万円を投資に回して資産形成を進めている多くの投資家にとっては、積立投資は強い味方です。
②高値掴みの致命傷になりにくい
仮想通貨の積立投資は「時間」と「購入価格」を分散させることができる投資方法なので、スポット買いで高値掴みの致命傷になりにくいのもメリットです。
③購入タイミングを迷うことがなくなる
スポット買いだと購入タイミングを迷って結局買い時を逃した…という話もよく聞きますが、積立投資であれば設定通りにひたすら買っていくだけなのでタイミングを迷うことがありません。
仮想通貨はボラティリティが高いので、無心で積立で買い集めるという選択肢はかなり良いと感じています。
私は「積立」「スポット」併用派!
私はビットコインとイーサリアムを「積立」「スポット」併用で投資しています。
積立購入の金額
毎月4万円・毎日つみたてで購入中です。
1日600円ほど。
平均値を狙いにいくイメージです♪
新NISAが始まったら毎月2万円に減額しようか考え中です。
スポット購入の履歴
スポット購入はこんな感じ。
1〜3万円くらいでまとめて購入しています。
一括or積立?過去のデータを元にシミュレーション
2017年1月に60万円を『一括投資』した場合
対して、一括投資した場合はどうなるのでしょうか。
2017年1月のビットコイン価格は、1BTC=10万円ほど。
60万円で6BTC買える計算なので、この時一括投資をして2023年11月まで持っていた場合一撃で3,000万円オーバーになる計算になります。
2021年11月に60万円を『一括投資』した場合
最初の例を見ると、一括投資一択のように感じるかもしれません。しかし一括投資の怖いところは、損失が一気に広がりやすいという点。
2021年11月、1BTC=730万円を付けるところで60万円一括投資をしていた場合…
約1年後の2022年12月ごろには、20万円ほどに減ってしまっていた計算になります。
つまり一括投資はタイミングが命。この例のように高値掴みをしてしまうと、致命傷になるくらいの大きな損失を出してしまう可能性があるのです。
2017年1月から5年・月1万円『積立投資』した場合
では最後に、2018年11月から5年間、毎月1万円をビットコインに積立投資した場合のシミュレーションを見てみましょう。
- 1万円×5年=元本60万円
この条件で、2023年11月時点での評価損益は+215万円ほどの計算になります。
一撃3,000万円オーバーとは程遠いですが、ビットコインの下落相場であった2022年を乗り越えてもなお200万円の利益が乗っていることが分かります。
ここまでの結果を見ると、一括投資=ハイリスクハイリターン/積立投資=ローリスクローリターンと言える可能性が高そうです。
リスクを下げたいなら、積立投資を取り入れるのがベスト
積立・一括投資どちらもメリット・デメリットが存在しますが、『絶対』がない投資の世界ではできる限りリスクを下げて安全重視の資産運用をしたいところですよね。
となるとやはり、分散して投資ができる仮想通貨積立を取り入れておくのがベストだと感じます。
「積立投資をしているからスポット買いはできない」ということもありませんし、これから長く仮想通貨投資を続けるのであればどちらかにこだわりすぎるのではなく、両方をうまく併用していくのもありなのではないでしょうか。
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