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FANG+と2244はどっちが良い?両者の違いを比較してみた

FANG+と2244はどっちが良い?両者の違いを比較してみた

FANG+と、2244・グローバルX USテックトップ20ETF。

どちらもアメリカのビックテックに分散投資ができ、かつ新NISAの成長投資枠で購入できる商品ですが、「米国の精鋭企業に投資するのにはどっちが良いんだろう?」と悩んでいる方も多いと思います。

そこで今回の記事では、FANG+と2244の違いについてまとめてみました。

おかゆちゃん

個人的な意見をかなり含んでいるので、その前提で読んでもらえると嬉しいです。

目次

FANG+と2244はどっちが良い?両者の3つの違い

FANG+と2244はどっちが良いのか?という点ですが…結論から言うと私個人的には、2244推しです。

それはなぜなのか?と言う点について

  • 組入銘柄数
  • リバランス性
  • 維持コスト

この3つの視点で見ていきたいと思います。

①組入銘柄数

まずは、組入銘柄数の違いです。

FANG+2244
組入銘柄数10銘柄
(6銘柄+4銘柄)
20銘柄
連動指標NYSE FANG+指数FactSet US Tech Top 20 Index(円換算ベース

2244は20銘柄・FANG+は10銘柄への分散投資となっています。

両者がよく比較されるのは、2244の投資銘柄の半分ほどがFANG+と被っているため。

連動するベンチマークはそれぞれ違いますが、投資先として共通する部分が多いと言うことですね。

20銘柄それぞれ個別で投資するのは管理も大変そうですが、FANG+の10銘柄なら信託報酬を払わず自己管理した方が良い銘柄数かも?と感じる部分もあります。

②リバランス性

内容だけを見ると「2244は、FANG+に他の企業をトッピングしたようなもの」だと考えることができますよね。

しかし両者はリバランス性に大きな違いがあります。

  • FANG+
    …10銘柄のうち6銘柄は原則組み入れることになっている(フェイスブック、アマゾン、ネットフリックス、マイクロソフト、グーグル)。
  • 2244
    …固定組入の設定は特になし。

つまり、FANG+に投資をする=6企業が絶対に固定されてしまうということです。

固定6社が今後も伸び続けるという見立てや、短期での投資では特に問題ないかもしれませんが、新NISAで長期投資をする上でFANG+の6社が固定され続けてしまうと言う点には少し疑問を感じるかもしれません。

おかゆちゃん

私は長期投資家なので、リバランス性は結構大切にしています!

メインとしている投資信託はアメリカ全集中のS&P500ではなく、長期投資のカントリーリスクにリバランスで対応できるオルカン派。

2244であれば、

  • 今は伸びている企業がFANG+と被っている
  • 数十年後状況が変わって入れ替えが出てきても、リバランスで対応できる

こんなメリットがあると思うんです。

ただし、この点は今後FANG+の規定が変わる可能性もありますので、ここでの説明が絶対というわけではありません。

③維持コスト

最後の決め手が、それぞれの維持コストです。

  • FANG+:0.7755%
  • 2244:0.4125%

倍までの開きはないものの、2244の方がコストを抑えられますね…!

FANG+と2244はどっち?新NISAで投資するときの選び方

中期投資/固定6銘柄に継続投資したい場合

FANG+への投資が向いているのは、

  • 値上がりしたらサクッと利益確定する予定の人
  • 固定されている6銘柄にしっかり継続投資していきたいけど、1株が高額なのでちょっと買いづらい・と感じる人

このような方だと感じます!

維持コストが高めで、かつ銘柄固定のリスクがある以上、数十年単位で持ち続けるかどうかは意見が分かれそうなところですよね。

投資資金が少額で、ビックテックの値上がり益を狙っていきたい短期〜中期投資家さんに向いているのではないでしょうか。

長期投資/臨機応変に対応したい場合

対して、2244への投資が向いているのは

  • 長期投資前提で、米国ビックテックに投資していきたい人
  • その時代の状況に合わせ、固定企業にとらわれずリバランスをして欲しい人

こんな方だと思います!

どっちも買うのはあり?

どっちも買うのはありか?問題ですが…

投資は自由なので、ナシではありません。が、私個人的な考えだと買わないかな…と思います。

「オルカンとS&P両方買う」とはまた違うので、どっちかで良いような気がします。

2244は新NISA成長投資枠の有力候補!

まだ新NISAの投資計画を立てていないのですが、 新NISA成長投資枠で買うETFの有力候補かな、と考えています。

  • 組入銘柄数
  • リバランス性
  • 維持コスト

この3つを取ってみると、長期投資派の方には2244の方が向いていそうな雰囲気ですよね。

おかゆちゃん

引き続き、新NISAで買う銘柄探しを続けていきたいと思います!

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